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イスラエルがイランを核攻撃する? [田中宇の国際ニュース解説]

イスラエルがイランを核攻撃する? [田中宇の国際ニュース解説]

http://www.asyura2.com/07/war87/msg/748.html

WA 748 2007/1/09 10:59:55

投稿者: white

□イスラエルがイランを核攻撃する? [田中宇の国際ニュース解説]


田中宇の国際ニュース解説 2007年1月9日 http://tanakanews.com/

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★イスラエルがイランを核攻撃する?

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 1月7日、イギリスの新聞サンデータイムスは「イスラエルが、戦術核兵器

(核バンカーバスター)を使ってイランのウラン濃縮工場を破壊する計画を秘

密裏に進めている」と報じた。

http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2089-2535310,00.html

 核バンカーバスターは、地下深くに作られた敵の施設を、核兵器の大きな破

壊力を使って壊す爆弾である。昨年末の国連安保理決議で操業停止を求められ

たイランのウラン濃縮工場は、イラン中部のナタンズにあり、地下施設になっ

ている。今回の記事によると、イスラエルは、広島型原爆の15分の1の破壊

力を持つ小型核爆弾を使ったバンカーバスターで、ナタンズのほか、イスファ

ハン郊外のウラン転換工場、プルトニウムを作れるアラクの重水炉などを攻撃

する計画を進めている。

 攻撃はイスラエル空軍の爆撃機で行われる予定で、すでに2つの飛行隊が、

イスラエルからイランの核施設を攻撃してイスラエルに帰還するという想定で、

ジブラルタルのイギリス軍基地までの飛行訓練を実施したという。

 今回の記事は、情報源がイスラエル軍であると書かれている。「核攻撃の情

報が漏洩された理由は、おそらく(1)イランを脅して核開発を止めさせるた

め、(2)アメリカを丸め込む(イスラエルだけでなくアメリカもイランを攻

撃するよう仕向ける)ため、(3)世界にあらかじめ攻撃の予告をして非難を

抑制するためだろう」とも書かれている。

 だが、記事を書いたのはワシントンとニューヨークの駐在記者であり、ワシ

ントンの米政府筋が本当の情報源ではないかという疑いを、私は抱いている。

以前の記事( http://tanakanews.com/g0906mideast.htm )に書いたように、

イスラエルはアメリカにイランを攻撃させたがっているが、逆にアメリカでは、

チェイニー副大統領ら米政府内のタカ派・ネオコン筋が、イスラエルにイラン

を攻撃させたがっている。イスラエルと米政府は、仲間のように見えて、実は

互いに相手にイラン攻撃をさせようと、マスコミや政界を巻き込んで化かし合

いをやっている。

(記事のもう一つの発信地であるニューヨークは、有力なユダヤ系アメリカ人

が集まっている街であり、彼らがイスラエルから得た情報を、政治的意図に基

づいてリークした可能性もある。ニューヨークのユダヤ人社会は、今のイスラ

エルの好戦的な戦略を嫌っている)

http://www.ynetnews.com/Ext/Comp/ArticleLayout/CdaArticlePrintPreview/1,2506,L-3329381,00.html

 今回の記事に対しイスラエル政府は、そんな計画はないと否定したと報じら

れている。しかし、その「否定」の中身をよく読むと、実は否定になっていな

い。イスラエルのオルメルト首相の広報官は「サンデータイムスの記事に対し

ては、何も反応しない」とノーコメントであり、否定も肯定もしていない。対

イラン戦略の担当者であるリーバーマン戦略脅威担当大臣(Avigdor Lieberman)

もノーコメントだった。報道を否定したのは、外交重視のイスラエル外務省

だけだった。

http://freeinternetpress.com/story.php?sid=9953

http://edition.cnn.com/2007/WORLD/meast/01/07/israel.iran.ap/index.html

 また、昨年11月の中間選挙で米議会の多数派になった民主党は、中東の戦

争拡大につながるイランに対する軍事攻撃には反対かと思いきや、そうではな

いことも分かってきた。新たに議会下院の多数派のリーダー(院内総務)にな

った民主党のホイヤー議員(Steny Hoyer)は1月7日に「イランの核開発問

題の解決に他の手段がないなら、軍事攻撃を実施することには反対しない」と

表明した。

http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1167467674368&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull

 昨年末の国連決議をイランが無視した段階で「他の手段」はすでになくなっ

たといえるので、民主党は事実上、イスラエルもしくは米軍によるイラン攻撃

に反対しないということだと読み取れる。米政界で、イランへの軍事攻撃には

っきりと反対している勢力は、ごく少数の反戦系議員だけである。イスラエル

がイランを攻撃したら、おそらくアメリカではほとんど反対もなしに、アメリ

カとイスラエルの連合軍がイランと戦争する状態になる。

▼ネオコンを立て直すためイスラエルにイラン攻撃させる

 今回の記事が出てきた前段には、イラン攻撃をめぐる、イスラエルとアメリ

カの昨年以来の駆け引きがある。

 アハマディネジャド政権のイランは、レバノンのヒズボラと、パレスチナの

ハマスという、イスラエルの南北にいる強硬派の武装勢力をテコ入れし、ゲリ

ラ戦の泥沼を作ってイスラエルを潰そうとしている。これに対し、イスラエル

のオルメルト政権は、アメリカにイランを攻撃させて潰し、自国を守ろうとし

ている。昨年11月の米中間選挙の数日後に訪米したオルメルトは、ブッシュ

大統領やチェイニー副大統領に「米軍がイランを攻撃してほしい」と頼んだ。

だがブッシュは「イラクで手一杯だから、イランを攻撃することはできない」

と答えた。

http://www.ynetnews.com/Ext/Comp/ArticleLayout/CdaArticlePrintPreview/1,2506,L-3326894,00.html

 困っているオルメルトに、チェイニーが入れ知恵した。「イスラエルが先に

イランを攻撃したら、イラクやペルシャ湾岸にいる米軍は、イランと戦争せざ

るを得なくなるよ」。ブッシュ政権の共和党は、昨年11月の中間選挙で破れ、

党内で「イラク戦争を失敗させたチェイニーやラムズフェルド、ネオコンの好

戦的な戦略がいけないんだ」という意見が強まった。ラムズフェルドは辞任し、

チェイニーとネオコンの影響力は下がった。

 だから、イスラエルの要請に応えてアメリカがイランを攻撃することはでき

ない。しかし、イスラエルが勝手にイランとの戦争を始めて、アメリカも参戦

せざるを得なくなれば、イスラエルは米軍を使ってイラン潰しができるし、米

政界では再び好戦的な気運が強まり、チェイニーやネオコンも復権できる。

一石二鳥である。

http://www.amconmag.com/2007/2007_01_15/article.html

 この後12月には、新任の米国防長官になるロバート・ゲイツが、米議会の

公聴会で、イスラエルが核兵器を持っていることを暴露してしまった。だが、

この直後にオルメルトは、イスラエルの核保有を否定するどころか、逆に、

12月11日のドイツ訪問時のインタビューで、イスラエルの核保有を認める

ような発言を行っている。

http://tanakanews.com/g1219mideast.htm

http://news.yahoo.com/s/nm/20061211/wl_nm/israel_europe_dc

 イスラエルはこれまで、核兵器を持っていることを認めず、曖昧にしてきた。

曖昧戦略のおかげでイスラエルは、国際的な核開発阻止のメカニズムである

NPT(核拡散防止条約)に入らずにすむ一方で、世界には「イスラエルは核

を持っているから怖い」と思わせることができた。オルメルトが自国の核保有

を示唆してしまったことは自殺的行為であり、イスラエル政界では糾弾の声が

挙がった。

http://www.guardian.co.uk/israel/Story/0,,1970616,00.html

 12月のオルメルトの核保有の示唆は、それだけを見ると奇妙だが、もし

11月のオルメルト訪米の段階で、チェイニーとオルメルトとの間で「イスラ

エルが先にイランを攻撃する。必要なら核兵器も使う」という戦略で話がつい

ていたのなら、米側がイスラエルの核保有を示唆した後、オルメルトも追認的

に核保有を示唆するのは、納得できる流れである。「イスラエルがイランを核

攻撃する」という今回の記事は、12月のイスラエルの核保有示唆からの流れ

の、次の段階として存在していることになる。

(オルメルトが初めてイランを武力攻撃するかもしれないと発言したのは、

11月の訪米時だった)

http://haaretz.com/hasen/spages/787238.html

▼オルメルトはレバノン戦争でもだまされた

 オルメルトとブッシュ・チェイニーは、昨年7月にイスラエル軍がレバノン

の親イランの武装勢力ヒズボラに戦争を仕掛けたときにも、その前の昨年5月

にオルメルトが訪米した際に、ブッシュの側からオルメルトに「イランとの戦

いの前哨戦として、早くヒズボラを攻撃して潰してほしい」と要請があり、イ

スラエルはこの要請に基づいて開戦している。イスラエル軍はヒズボラを攻撃

できる口実ができるのを待ち、昨年7月中旬、ヒズボラがイスラエル兵を捕虜

にしたことに対する報復としてレバノンに侵攻した。

http://www.antiwar.com/orig/zunes.php?articleid=9605

 アメリカがイスラエルに要請して行わせた昨年のレバノン戦争が、イランと

の戦いの第1段階(前哨戦)であるなら、今後行われるかもしれないイスラエ

ルのイランへの攻撃は、第2段階(決戦)ということになる。

 とはいえ、イスラエルはこの決戦に勝ちそうもない。そもそも昨年のレバノ

ン戦争も、イスラエルにとって失敗だった。ヒズボラは戦争の後ますます政治

力をつけ、今やレバノンの親米シニオラ政権を倒そうとしている。今後イスラ

エルがイランを攻撃したら、イランの核施設は破壊されて核開発は阻止される

かもしれないが、イランは報復として、ヒズボラやハマスを使ってイスラエル

を全面攻撃し、イスラエルはゲリラ戦の泥沼に陥って国を滅ぼすのではないか

と予測される。前哨戦に負けたイスラエルは、そのままの態勢で決戦に臨もう

としており、より大きく負けそうである。

 私は、以前の記事( http://tanakanews.com/g0906mideast.htm )に書いた

ように、チェイニー副大統領はオルメルトをだまして戦争に引き込み、イスラ

エルを潰そうとしているのではないかと疑っている。ここで湧いてくる疑問は、

イスラエル側には軍事や国際政治の専門家がたくさんいるのに、なぜ何回もチ

ェイニーに騙され、祖国を失うかもしれない失敗に陥ろうとしているのか、と

いうことである。

▼アメリカのみが頼りのイスラエル

 イスラエルの中枢には、オルメルトの戦略に反対し、イランとの戦争は避け、

イランとレバノンの間に位置するシリアと秘密裏に交渉して反イスラエルから

親イスラエルに転換させ、レバノンとパレスチナも親米派へのテコ入れによっ

て安定させ、イランの脅威を減少させるべきだと主張している勢力が何人もいる。

 国防大臣のペレツは、シリアとの和解を主張してオルメルトと衝突したし、

外務大臣のリブニも外交での解決を希求し、オルメルトは不人気なので自分が

首相になった方が良いと言い始めている。先日の調査では、与党カディマの内

部でオルメルトを支持している人はわずか9%なのに対し、49%がリブニを

支持している。ヒズボラとの戦争に失敗して以来、オルメルトの人気は下がっ

たままであり、いつ政権交代が起きても不思議ではない。

http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1167467666214&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull

 しかし、オルメルトにはアメリカという強い味方がいる。今やイスラエルに

とって、アメリカは唯一絶対の後ろ盾である。昨年のレバノン戦争以来、イス

ラエルは世界の嫌われ者であるが、その中でブッシュ政権のアメリカだけがイ

スラエルの味方をしている。アメリカに見放されたらイスラエルは、軍事・外

交・経済という国家を成り立たせるすべての分野で窮地に陥る。

 そして、アメリカの最高権力者であるブッシュ大統領と、その黒幕であるチ

ェイニー副大統領は、オルメルトを強く支持し続けている。その一方でブッシ

ュ政権は、イスラエルがシリアやハマスと和解交渉をすることに強く反対して

いる。オルメルトは、シリアやハマスと和解せず、イランを攻撃すると言って

いる限り、アメリカに支持されるが、方針を変えてシリアやハマスと和解した

らアメリカから見放されてしまう。

 この恐怖感があるため、オルメルトは自滅するかもしれないと懸念しつつチ

ェイニーの言うことを聞かねばならないし、イスラエル政府内の他の高官たち

も「アメリカが悪い」とは決して言えず、代わりにオルメルトを批判するぐら

いしかできない。

▼互いに無視しつつ暗闘する和平派と好戦派

 イスラエルが陥っているもう一つのまずい状態は、イスラエルの中枢が一枚

岩であるように見えて、実は和平推進派と好戦派が互いに相手を無視して動き、

互いに潰し合いの暗闘を続けていることである。和平派と好戦派が議論をして

国論を一つにまとめれば、自滅的な戦争は避けられるだろうが、そのような方

向には進みそうもない。

 イスラエルは1990年代にオスロ合意で和平が画策されたころから、表向

きは「一枚岩神話」を保持しながら、実は分裂していた。95年に暗殺された

首相のイツハク・ラビンは「イスラエルは、まるで和平交渉などやっていない

かのようにテロ(パレスチナ人)との戦いを展開する一方で、まるで戦いなど

やっていないかのように和平交渉を展開している。戦いと和平という2つの路

線の意志決定は、別々に行われている」と述べている。

http://fairuse.100webcustomers.com/sf/nyt1_7_7.htm

(ユダヤ人の中には、イスラエルの建国に賛成する「シオニスト」の人々と、

反対する人々が、シオニズム運動の初期段階からいたが、彼らの間の戦いも、

表向きは「ユダヤ人は一枚岩である」という神話を保ったままの暗闘として行

われてきた。この手の暗闘は、誰が敵で誰が味方か分かりにくく、偽善と詭弁

に満ちたものになる)

http://tanakanews.com/f0622israel.htm

 イラク侵攻以来、イスラム世界の人々は極度の反米・反イスラエルになって

いる。一方で唯一絶対の後ろ盾であるアメリカは、イスラエルに「ヒズボラを

攻撃せよ」「次はイランを核攻撃しなさい」と好戦的なことばかり言ってくる。

そんな中で、和平派と好戦派がバラバラに戦略を進めると、好戦派の方が勝つ

に決まっている。このままではイスラエルは自滅すると分かっていても、和平

派が優勢にはならない。

▼チェイニーは戦争を急いでいる?

 とはいうものの、オルメルトがチェイニーに引きずられてイラン侵攻をして

しまうことを防ぐ方法はまだある。オルメルトは人気が落ちており、政権がい

つ崩壊してもおかしくない。オルメルト政権はカディマと労働党などの連立政

権であり、労働党の政権離脱などが起これば、解散総選挙である。総選挙をや

るとオルメルトよりさらに好戦派のリクードのネタニヤフが首相になる可能性

もあるが、少なくとも解散総選挙でゴタゴタしている間は、イスラエルはイラ

ン攻撃をできない。

 カディマの党首がオルメルトからリブニに代わり、労働党の党首が軍事に疎

い労組出身のペレツから、軍事に強い元軍人のバラク(1月7日に党首戦への

出馬表明をした)にでもなれば、イスラエルがチェイニーにだまされることを

回避できるかもしれない。

http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1167467682307&pagename=JPost%2FJPArticle%2FPrinter

 つまり、オルメルト政権が倒れたら、イスラエルとイランをぶつけるチェイ

ニーの画策は成就しにくくなる。アメリカでは2008年11月に大統領選挙

がある。選挙の年は戦争をやりにくいと言われている(2003年のイラク侵

攻の前にそう言われていた)ので、チェイニーとしては2007年中にイラン

との戦争を起こしたいだろう。

 これらのことからチェイニーは戦争を急いでおり、イスラエルをけしかける

意味で、サンデータイムスに核攻撃計画の記事をリークしたのではないかと推

測される。私は前々回の記事( http://tanakanews.com/g1228mideast.htm

で「イランとの戦争が始まるとしたら今年3 6月の可能性が高いのではない

か」と書いたが、もしかするとそれより早く戦争が始まるかもしれない。開戦

したら、イスラエルは自滅に近づく。

 逆に、イランを攻撃する前にオルメルト政権が崩壊し、イスラエルが解散総

選挙になれば、イランとの戦争は回避される可能性が強まる。また、もしオル

メルトが賢明な人であるなら、チェイニーからの圧力を受けて今にもイランを

空爆しそうなふりをしながら、何とか時間稼ぎをして自滅的な戦争を回避しよ

うと努力するだろう。私を含む中東ウォッチャーたちは何度も「もうすぐイラ

ンと戦争になる」と書くが、結局戦争になりそうでならないかもしれない。

 とはいうものの、ヒズボラとハマスという、イスラエルの北と南にいるイラ

ン系の武装勢力の力は強まる一方だ。すでに、パレスチナではハマスとファタ

ハの内戦が始まっているという見方もある。イランとの戦争が何とか回避され

ても、いずれイスラエルはゲリラ戦の泥沼に陥り、長期的には国が滅びてしま

う可能性は高い。

http://www.haaretz.com/hasen/spages/809802.html

 イスラエルとイランの戦争が起きた場合、アフガニスタンからソマリアまで

の西アジア全域が戦争になる。石油価格は急騰し、中東の石油への依存度が異

様に高まっているアメリカのインフレが再燃し、世界経済にも多大な悪影響を

及ぼす。軍事的、外交的、経済的なアメリカの覇権失墜が早まり、日米同盟の

崩壊も近づく。イランとの戦争の話は、このように重要なテーマなので、今後

も頻繁にこのテーマについて書くかもしれないが、飽きずにお読みいただけれ

ばと思う。

http://www.ft.com/cms/s/50129e5e-9a88-11db-bbd2-0000779e2340.html


この記事はウェブサイトにも載せました。

http://tanakanews.com/070109israel.htm


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http://tanakanews.com/g0418iran.htm

半年以内に米イラン戦争が始まる?

http://tanakanews.com/g1228mideast.htm

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http://tanakanews.com/g0723war.htm

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http://tanakanews.com/g0719israel.htm

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