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「関係者」という透明人間(「きっこの日記」2009.3.5)【国策捜査の背景に飯田亮あり】

「関係者」という透明人間(「きっこの日記」2009.3.5)【国策捜査の背景に飯田亮あり】

http://www.asyura2.com/09/senkyo59/msg/699.html

SEN 699 2009/3/05 23:56:52

投稿者: 南青山

http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20090305

今日は違う話題を書きたかったのに、あまりにも呆れ返る東京地検特捜部のイカサマが発覚しちゃったから、今日もまた西松建設の事件について書かなきゃならなくなった。だけど、おんなじ話題ばかり続けてると、読みに来てくださる皆さんも飽きちゃうと思うし、書いてるあたしも飽きちゃうので、とりあえず、今日で最後にしようと思う。そして、「小沢一郎も逮捕された」とか、「特捜部の捜査官が大久保容疑者に脅しともとれる悪質な取り調べをしてることが分かった」とか、こうした大きな展開があったら、また書こうと思う。で、さっそくサクサクと書いてくけど、昨日の4日、どの新聞もどのテレビのニュースも、こんな内容のことを報じまくってたよね。

「小沢一郎の秘書の大久保隆規容疑者が、西松建設側へ請求書を送りつけて献金を要求していた」

各媒体によって、言葉やニュアンスは変わってたけど、すべての報道機関がこの内容を報じてたから、目や耳にした人も多かったハズだ。で、この情報の出どころはって言えば、もちろん、大久保容疑者を取り調べしてる東京地検特捜部だ。東京地検特捜部が、マスコミに対して、取り調べの過程で判明した内容をチョコチョコとリークしてるんだけど、この情報も、そうした一環としてマスコミへ伝えられたものだ。だから、マスコミは、これ以上の「間違いのない情報源」はないワケで、こぞって報道しまくった。

で、この情報は、新聞やテレビによって瞬く間に全国へと垂れ流されて、全国の人たちが「そうだったのか。それじゃあ小沢一郎側に非があるよな」って思ったワケだけど、東京地検特捜部は、今日になったら、「請求書を送りつけていたという事実はなかった」って発表したのだ。それも、コッソリと。

おいおいおいおいおーーーーい! 松田優作も草葉の陰で「なんじゃこりゃ~!?」って叫んじゃうよ、まったく。「全国の皆さ~ん!動かぬ証拠がありましたよ~!」って新聞やテレビを使って大々的にウソの情報を垂れ流しといて、多くの国民を洗脳してから、ちっちゃな声で「ウソでした」って、これほどアカラサマなネガティブキャンペーンも前代未聞だと思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?

‥‥そんなワケで、今回のあまりにも異常すぎる捜査や逮捕は、犯罪を立件することが目的じゃなくて、あくまでも「小沢一郎のイメージダウン」だけが目的の国策捜査なんだから、マスコミが垂れ流す報道は、すべて疑ってかかったほうが賢明だろう。今日もマスコミ総出で「小沢氏側が献金の分散や金額を指示していた」なんてモットモらしく報じてたけど、よく読むと「~ということが関係者の話でわかった」なんて書いてある。確か昨日のデマも「関係者の話」として書かれてたけど、この「関係者」って、いったい誰?(笑)

実は、コレって、三流週刊誌がデタラメな記事を書く時の常套手段なんだよね。たとえば、芸能人のウワサ話なんかを書く時に、それが真実なら堂々と書けるけど、デタラメを書く場合は、必ず「関係者の話」として書く。そうしとけば、もしもあとから、その本人からクレームが来たとしても、記事を書いたライターはあくまでも第三者から聞いた話として責任逃れができるんだよね。だから、週刊誌とかにデタラメの記事を書く場合には、必ず「関係者の話」として書くことが一般化してるのだ。

そして、単に「関係者」って書くだけだとリアリティーがないって判断した場合には、「出版関係者」だの「音楽関係者」だのって書く。たとえば、ミュージシャンに関するデタラメ記事を書く場合には、単に「関係者によると」って書くよりも、「音楽関係者によると」とか「事務所関係者によると」って書いたほうが、そのデタラメがホントっぽく見えるようになる。だから、「よりホントっぽく見せたい」って場合になればなるほど、この「関係者」の前に何らかのカンムリが被せられるってワケだ。だから、今回の各報道でも、単に「関係者の話でわかった」って書いてるとこもあれば、サンケイみたいに「捜査関係者の話でわかった」とか「西松建設の関係者の話でわかった」なんて書いて、よりホントっぽく演出してるとこもある。

だけど、皆さん、よく考えてみて欲しい。「捜査関係者」ってのは、実際に捜査をしてる人のことじゃないんだよ。実際に捜査をしてる人の「知り合い」ってことなんだよ。「西松建設の関係者」にしても、西松建設の人じゃなくて、西松建設の人の「知り合い」ってことなんだよ。そんなヤツラが、いったい何を知ってるって言うの? 東京地検特捜部にラーメンを配達してる出前持ちだって「捜査関係者」ってことになるし、西松建設の事務所のコピー機をレンタルしてる会社の営業マンだって「西松建設の関係者」ってことになるんだよ。

ようするに、この「関係者の話」ってのは、もしもホントに関係者から聞いてたとしたって、何の裏づけもない「又聞き」ってことで、信用性はゼロに等しい。そして、ホントに関係者から聞いたんじゃなくて、テキトーなデマを流すための方便として「関係者」っていう透明人間を利用してるんだから、あまりにもタチが悪すぎる。今回の場合は、検察や警察が事前にデマをリークして、それをマスコミが「関係者の話」として、いっせいに報じる。そして、そのデマが広まったとこで、今度は「東京地検特捜部のコメント」として、「そんな事実はなかった」っていうことを何十分の1かの扱いで、誰にも気づかれないように、ちっちゃく報道する。これで、幼稚なプロパガンダの一丁あがりだ。

結局、最初のデマも、あとからの否定も、両方とも情報の出どころは一緒なのに、最初のデマを誰だか分からない「関係者の話」として流して、あとからの否定だけを「東京地検特捜部のコメント」として流すことによって、東京地検特捜部としては「マスコミが流した事実に反する報道を我々が指摘して訂正した」っていう形を演出できるってワケだ。これぞ、正真正銘の自作自演だよね。

‥‥そんなワケで、今回の自民党による「小沢一郎のイメージダウン作戦」のシナリオは、これまでに数々の国策捜査っていう戯曲を書いて来た名フィクサーによるものだから、すごく上手に作られてる。昨日、「大久保容疑者のほうから西松建設に請求書を送っていた」っていうデマを流し、十分に広まったのを確認したら、今朝になって誰にも気づかれないようにコッソリと否定しつつ、そのちっちゃな声の否定をさらに聞こえなくするように、ものすごい大音量で「小沢氏側が献金の分散や金額を指示していた」なんて垂れ流し始めたってワケだ。それも、昨日のデマとおんなじに「関係者の話」として(笑)

たとえば、あたしが昨日の日記で取り上げた「献金すれば仕事が取れたわけではないが、小沢氏の地盤である東北地方で仕事がしにくくなると困るので献金を続けていた」って証言は、「西松建設の幹部」の証言だ。つまり、どこの馬の骨だか分からない「西松建設の関係者」なんかじゃなくて、ちゃんとした西松建設の人の発言を引用した。だから、信用もできる上に、裏を取ることもできる。だけど、どこの馬の骨だか牛のヨダレだか分かんない「関係者」の証言なんかをどうして新聞やテレビのニュースが報道するのか、まさに、ここがポイントなんだよね。

今日の「小沢氏側が献金の分散や金額を指示していた」って報道にしても、一例をあげると、読売は「関係者の話」として書いてて、サンケイは「捜査関係者の話」として書いてる。だけど、これ、おかしくない? 「捜査官の話」とか「東京地検特捜部の話」だったら、取り調べをしてる捜査官が、途中経過として現状で分かったことをマスコミへ伝えたってことだから、理解もできるし、もしもこの情報が間違いだったら、責任の所在も明確だ。だけど、「捜査関係者の話」ってことは、取り調べをしてる捜査官が、取り調べで分かった内容を自分の知り合いとかにペラペラとしゃべってて、その知り合いからマスコミが聞いたってことになる。

マトモに考えたら、これほどおかしな話はないだろう。大久保容疑者は、接見禁止の状態で取り調べが行なわれてるんだから、その取り調べの内容は、絶対に部外者には口外できないハズだ。それなのに、まるで取り調べ室に取材記者までが同席してるかのごとく、逮捕の翌日から続々と新情報が報道され続けてる。こんなに捜査上の情報が外部へダダ漏れしちゃってたら、接見禁止にしてる意味がない。勾留中の容疑者とは、通常は誰でも面会することができる。あたしでも面会に行くことができる。だけど、外部に共犯者がいる場合や、外部の仲間によって証拠隠滅の恐れがある場合なんかに、この接見禁止が打たれる。そうすると、容疑者は、自分の弁護士としか面会できなくなる。

つまり、接見禁止ってのは、内部の取り調べの状況が外部に漏れないようにするために打たれるものなのだ。だけど、今回は、逮捕の翌日から、「関係者の話」「関係者の話」って言いながら、内部の取り調べでしか知りえない情報が、ウソもホントも織り交ぜて、次から次へと報道されまくってる。これじゃあ、もしもホントの大久保容疑者が悪いことをしてたのなら、テレビのニュースを観た事務所の人間が、検察に見られたらまずいと思う書類とかをサクサクと隠しちゃうじゃん。つまり、接見禁止を打ってる意味がゼロってことになる。

‥‥そんなワケで、ここまでの流れから分かることは、特捜部は、大久保容疑者を本気で立件するつもりで逮捕、取り調べをしてるんじゃないってことだ。そして、本来なら絶対に外部に漏れちゃまずいハズの情報が、まるで「どんどん報道してください」とばかりに垂れ流されてる現状を見れば、こうした加熱報道によって小沢一郎のイメージを悪くすることこそが、何よりの目的だってことが一目瞭然だろう。そして、だからこそ、どの新聞も、キチンとした「東京地検特捜部の話」や「西松建設社員の話」じゃなくて、「捜査関係者の話」や「西松建設の関係者の話」なんていう、まるで三流週刊誌のゴシップ記事みたいな書き方をしてるってワケだ。

それにしても、三流週刊誌のゴシップ記事の「関係者の話」の場合は、ぜんぶライターが自分でテキトーに書いてることはオナジミだし、読むほうも最初からマユツバで読んでるからいいんだけど、今回の場合は、「小沢一郎のイメージダウン」ていう明確な目的のために仕組まれた悪質なヤラセなんだから、あまりにもタチが悪すぎる。そして、いくらデタラメを書いても責任を取らなくていいように、保険の意味も込めて「関係者の話」だなんて書いてるんだから、あまりにもセコすぎる‥‥って言うか、あまりにもセコムすぎる‥‥って言うか、あまりにもセコムしてますか?(笑)

ま、ニポンをメチャクチャにしたコイズミの親友の飯田亮の会社を宣伝してやることもないんだけど、この辺の人脈を調べると、今回の国策捜査の構図がよく分かるから、興味と時間のある人は、ネットで検索してみてちゃぶだい。フクダちゃんが総理だった時に開催された洞爺湖サミットのホニャララとか、アベシンゾーが広告塔をやってる霊感商法のホニャララとか、この辺がぜんぶ裏でつながってて、今回の国策捜査が、いかにも「自民党総がかりの起死回生の大作戦」だってことがよく分かるから。

‥‥そんなワケで、あたしは、しばらくこの話題には触れないけど、1つだけ気をつけて欲しいのは、この問題に関して、どんな新聞の記事を読むにしても、どんなテレビのニュースを見るにしても、必ず「関係者によると」とか「関係者の話では」とかって形になってるから、そこに注目して欲しいってことだ。そして、この「関係者」って言葉を見るたびに、今日の「きっこの日記」の内容を思い出して欲しい。そして、本来なら絶対に外部に漏れちゃいけない捜査上の重要な内容が、「東京地検特捜部」の話としてじゃなく、どこの馬の骨だか牛のヨダレだか豚のシッポだか分かんない「関係者」なんていうアヤフヤな人から聞いた情報として全国に向けて報じられることの異常さ、不思議さを感じて欲しいと思う今日この頃なのだ。

★「自民党総がかりの起死回生の大作戦」にも少しずつほころびが見え始めている。セコム飯田亮もその1つ。

反自公勢力、反官僚・警察権力勢力、反米国隷従勢力は、総力を挙げてこの大作戦の背景を白日の下にさらさねばならない。

(民主党)高官、(民主党)関係者は足の引っ張り合いをしている場合じゃないぞ。(笑)

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